22/11/21 21:00~カートオープン(完売御礼)
22/12/9(fri) 10(sat)世界の路地裏マルシェin代官山 出店
22/12/18(sun) 21:00~カートオープン
✵Antique Locket✵
✵Antique Chain✵

100年以上の時を越えてきた1点物です。
当店では主に1900年前後のイギリス、ヴィクトリアンからエドワーディアン時代のアンティークロケットペンダントを中心に取り扱っております。
とても繊細な手彫りの彫刻で唐草模様や勿忘草、蔦の葉、つばめなどの鳥が彫刻されているものが多く、それを見るだけでもうっとりします。これらの彫刻には、ロケットに忍ばせた大切なモノが永遠に続くよう、忘れないようにという愛のメッセージが込められています。
彫刻以外にもシードパールやガーネットなどの宝石、とても難しい技術がいるエナメル(七宝)で色付けられていたり、個々様々なファッション性も高いアイテムですが、中に何かをそっと忍ばせて楽しんだり、故人を慈しんだり、ロケットペンダントはとても人間の暖かな感情が詰まったアクセサリーです。
人の手で生み出されるものが多く、今の時代にはできない技術がつまったアンティークジュエリー。ロケットペンダントはその技術と温かな思いがあったことを、掌で眺め、身に着けて楽しめるアンティーク品です。

この時代金は今よりも貴重なものでしたので、イギリスではアンティークゴールドのジュエリーは9金のものが数多く作られました。
9金だからと言って質が悪いということもなく、優しいゴールドの輝きを十分楽しめ、金は柔らかく傷がつきやすいのも高いctよりも摩擦が起きにくくなります。
9ct back&front というロケットだけにある刻印が入っている子がいます。
こちらはロケット表面と裏側に9金無垢の厚いプレートがシルバーや真鍮、合金の板に張られているという意味です。アンティークの9金独特の落ち着いたゴールドを楽しむことができます。
普通の金張りは総量の1/20以上あるもので金メッキより大分厚く金が貼られていますが、これは重量の約90%が金で出来ているので、見た目はゴールドジュエリーと遜色なく楽しめます。
ロケットの裏表は9金と言うそのままの意味になります。
ロケットの土台やヒンジの芯、写真を押さえるフレームの輪っかは合金(主に真鍮が中心のもの)です。
単純にすべて金でできているよりも価格が抑えられることと、合金を使うことで強度をあげる利点があり、イギリスのヴィクトリアン時代からエドワーディアン時代で盛んに作られた製法でした。
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